
加圧トレーニングとは、腕の付け根と脚の付け根に適正な圧力を加え、血流を制限した状態で行なうトレーニングです。適正に加圧することが大切であり、血流を制限させ、血液を腕や脚にプーリング(滞留)させます。すると、行き場を失った血液は、これまで血の流れていなかった所に流れるようになります。この状態でトレーニングを行うと、小さな軽い負荷でも、大きな重い負荷をかけた時と同じ効果が得られます。また、脂肪を燃焼させる働きや、肌の弾力を維持させる働きをする成長ホルモンの分泌量が増大します。更に、除圧後は血行が良くなるので、冷え性の改善や、肩こりの緩和にもなります。

※加圧することによって、通常の約290倍の成長ホルモンが分泌するという研究結果が出ています。

加圧トレーニングの筋力アップ効果は、小さな負荷でも大きな成果。それは、速筋が鍛えられるからです。
| 1.筋肉の種類 | 人間の筋肉には酸素を使って活動し、殆んど大きくならない遅筋と、酸素がなくても糖を燃焼させて活動し、大きく発達する速筋があります。筋力をアップするには、この速筋を鍛えます。 |
|---|---|
| 2.負荷の種類 | 遅筋は小さな軽い負荷でも直ぐに活動を始めますが、速筋は大きな重い負荷が掛からないと活動しません。通常はハードなトレーニングでのみ速筋が鍛えられます。 |
| 3.加圧トレーニング | 適正に加圧することで血流が制限されると、遅筋が活動するための酸素が不足します。この状態でトレーニングをすると、酸素がなくても働ける速筋が活動を始めます。 |
| 4.筋力アップ | 適正に加圧することによって、筋肉はハードなトレーニングをした状態と同じようになり、筋力がアップします。つまり、筋肉が加圧にだまされるという訳です。 |
加圧トレーニングの効果は、成長ホルモンが多量に分泌すること。若返りやダイエット効果が期待されています。
| 1.乳酸の蓄積 | 速筋が活動すると、老廃物である乳酸が生成されます。加圧によって血流が制限されているので、乳酸は筋肉の中に蓄積されていきます。 |
|---|---|
| 2.成長ホルモンの分泌 | 乳酸が溜まると、感覚神経がそれを察知して、脳の視床下部に信号を送ります。視床下部はさらに脳下垂体に成長ホルモンを分泌させるように指令を送ります。 |
| 3.若返り効果 | 加圧トレーニング後、血中の成長ホルモンを計測すると、通常トレーニング時の約10倍、安静時の約290倍です。成長ホルモンは若返りホルモンとも呼ばれています。 |
| 4.ダイエット効果 | 成長ホルモンは中性脂肪を脂肪酸とグリセロールに分解します。これによって、体脂肪を減らす効果が期待されています。 |
